バルセロスの雄鶏の伝説
「ガロ」とはポルトガル語で「雄鶏」という意味です。バルセロスでは「真実の証、バルセロスの雄鶏」として知られています。これにはポルトガルの田舎町に伝わるある1つのエピソードがあります。
昔、金持ちが酒宴を開いた。宴の真っ最中、金持ちは自分の純銀製の食器類が客に盗まれたことを知った。彼は旅人に疑いをかけて宴の席へ連れてこさせた。旅人は自分の潔白を主張したが、誰も彼を信じなかった。金持ちはまさに焼いた鶏肉を食べようとしていた。すると旅人は言った。『私が無実なら、このニワトリが三度鳴くでしょう。』旅人がそれを皆の前に掲げると、ニワトリは鳴いた。旅人は解放された。
galo de Barcelos